岩見沢複合駅舎の窓枠には本物の古レールが232本使用されています。
その一つひとつに刻印がされていて、よく見えるように白く文字が塗られています。その一つひとつを良く見ていくと・・。一番古いのが鉄鋼王と呼ばれたカーネギーで有名なアメリカのカーネギー社製、西暦1900年ものが2本あります。
そんな見方で少し見る場所を変えて見ていくと・・・(是非、上の画像をクリックして拡大してみてください。)
読める数字は・・・2601年??
えっ??今年は西暦2013年ですが・・
これ何か知っていますか?
2601年というのは間違いでも何でもなく、太平洋戦争中は西暦表示が使用できなかったので、戦時中に八幡製鉄所でつくられたものは皇紀表示になっているそうです。
皇紀表示とは神武天皇が即位してからのもの。
西暦に660年を足すと皇紀になります。
ちなみに、今公開中の映画「風立ちぬ」で出てくる有名な国産戦闘機のゼロ戦というのは、この2600年に採用された戦闘機のため、ゼロ式と呼ばれたものとのことです。そんあ事を考えながら、あらためてこういうのを見ると感慨深いものがあります。
レール一つとっても岩見沢複合駅舎には色々なドラマが詰まっています。是非現地で探してみては如何でしょう!
そんな見どころに迷う方は、イワホに寄っていただければ岩見沢複合駅舎の良さを伝えるガイドもできるようになっています。
是非お気軽にお立寄り下さい。(スタッフの人数等によっては対応できない場合がありますので、その際はご容赦ください。)