現在、9月21日~11月3日までの土日祭日のみ開催されている「奔別アートプロジェクト2013」をご紹介します。
場所は岩見沢の隣町、三笠市。その中で旺盛を極めた産炭地の一つ。奔別炭鉱跡地です。
その中の積み出し施設であったホッパー内でのアートプロジェクトで、主催は札幌市立大学、共催がNPO法人 炭鉱の記憶推進事業団であります。
↑ これが会場となっているホッパーです。
位置的には住友の立坑(画像右)のすぐ脇でありまして、この立坑も閉山の折に様々なドラマがあった場所であります。
開催時間は10時から17時まで。
会場につくと、札幌市立大学の学生さんがアート作品のガイドをしてくれます。
当然、こういう好意は目一杯活用させていただき、それぞれの作品に込められた思いを教えてもらいつつ作品群を堪能すていただきたいと思います。
これは目の前にある立坑にある奔別という大きな文字と同じフォントで表した奔愛の文字。
ホッパーの入り口にある枯れ木も実はアート作品。暗くなると光る夜行性の玉が沢山付けられています。
こちらは風船。繁栄を謳歌した産炭地が少しずつ衰退していく様を、日々抜けていく風船の空気で表現しているそうです。
案内してくれた学生さん達がつくった作品。
奔別炭鉱の繁栄と衰退。そして歴史の光と影を表したもの。。
こちらは石炭を積んだ船が日本の近代化を支えたことを表現していて、水に映る映像は一見の価値あり。
ここから先は補足を割愛。
是非、現地に足を運んで学生さん達から直接ガイドを受けてみてください。
作品はまだまだあります。見どころも沢山。
今年は映像を用いた作品や、電気による動きのある作品もあり、とても見応えがあります。
是非とも現地で感じていただけたらと思います。
こんな感じで、11月3日までの土日祝日のみ開催しております。
せっかくなので、週末には岩見沢複合駅舎内にある観光物産拠点センター《iWAFO(イワホ)》にお立ち寄りいただき、市内各地の案内パンフレット等をお持ちいただきつつ、まずは三笠市へ行き、奔別アートプロジェクト2013を堪能。その後、岩見沢バラ園で癒やされ、リトルロックヒルズで美味しいお茶を堪能し、最後に温泉セットを持ってメープルロッジの素晴らしい温泉で日々の疲れを取って帰るというのも、とても贅沢な休日になろうかと思います。
そんな休日1日観光コースもご提案できると思いますので、是非ともお気軽にイワホへお立ち寄りください♪
奔別アートプロジェクトwebサイト http://pon.soratan.com/
《H》